小学校公立と私立の違い【学費だけじゃない】それぞれ入学までの準備物や年間費用など

公立小学校と私立小学校の違い・年間学費・入学まで必要な物 子育て

私の娘も来年の4月から小学生になる予定です。

最近、保育園の他のママたちから、既にランドセルを購入した家族がいると聞きました。

早いなと思いながらも、実際に小学生になる前に何を準備する必要があるのか、気になって調べてみました。

小学生になる準備は楽しいものですよね。

新しい友達との出会いや新しい知識の獲得など、小学生活はワクワクがいっぱいです。

この記事では、

・公立小学校/私立小学校とは
・それぞれ入学向けの準備事項
公立小学校と私立小学校の年間費用

についてご紹介します。

ぜひ、参考にしてみてください。

日本の小学校には公立学校と私立学校の二つの主要なタイプが存在します。

以下にそれぞれの特徴を説明します。

公立小学校/私立小学校とは

公立学校

運営と財源

公立学校は、地方自治体(市町村)によって運営されています。

教育費用は一般的に税金から賄われます。

入学

公立学校の入学は、住民登録を持つ地域の子供たちを対象としています。

一般的に、小学校への入学には地域の学区制度があり、居住地に基づいて割り当てられます。

学費

公立学校では、教育費用は基本的に無料です。

ただし、一部の行事や教材に関して、生徒や保護者から負担金が求められることがあります。

カリキュラム

公立学校は、日本の学習指導要領に基づいてカリキュラムが組まれています。

基本的な教科(国語、算数、理科、社会、音楽、体育など)に加えて、地域の特性や学校の方針に応じた教育内容が含まれます。

私立学校

運営と財源

私立学校は、市町村ではなく個別の法人や団体によって運営されています。財源は主に学費や寄付金、スポンサーシップなどから得られます。

入学

私立学校の入学は、公立学校と比べて一定の審査や選抜が行われることがあります。入学試験や面接などの選考プロセスがあり、成績や面接結果によって入学が決まります。

学費

私立学校では、教育費用が発生します。公立学校に比べて学費が高い場合がありますが、その分、施設や教育環境の充実度が高いことも特徴の一つです。

カリキュラム

私立学校は、公立学校と同様に学習指導要領に基づいてカリキュラムを組んでいますが、独自の教育方針や特色を持つことが多いです。

教育内容や学校の特色によって、以下のようなカリキュラムが展開されることがあります。

英語教育の充実

多くの私立学校では、英語教育に力を入れています。

早期から英語に触れる機会を設け、リスニング、スピーキング、リーディング、ライティングの能力をバランスよく伸ばすプログラムを展開することがあります。

芸術教育の重視

私立学校では、音楽、美術、演劇などの芸術教育にも重点を置いています。

充実した施設や専門の教員を配置し、生徒の芸術的な表現力や創造性を育むカリキュラムを提供することがあります。

実践的な学びや体験学習

私立学校では、実践的な学びや体験学習を取り入れることがあります。

フィールドトリップや実地研究、社会貢献活動などを通じて、生徒が現実の問題に取り組み、実践的なスキルや知識を身につける機会を提供します。

国際教育の取り組み

私立学校の中には、国際教育に力を入れている学校もあります。

留学プログラムや国際交流活動を通じて、国際的な視野を広げ、異文化理解や国際交流能力を育むことを目指しています。

スポーツやクラブ活動

私立学校では、スポーツやクラブ活動にも力を入れています。

さまざまなスポーツやクラブ活動の種類があり、生徒の体力や協調性、リーダーシップなどの能力を育む機会を提供します。

個別のサポートや進路指導

私立学校では、生徒一人ひとりの個性や能力に合わせた個別のサポートや進路指導を行います。

教員やカウンセラーが生徒の成長を見守り、適切なサポートを提供することで、生徒の個々の能力を最大限に伸ばすことを目指します。

公立小学校と私立小学校それぞれの特徴

特徴 公立小学校 私立小学校
運営と財源 地方自治体による運営・税金から資金調達 個別の法人や団体による運営・学費などから資金調達
入学 学区制度に基づく地域の住民を対象 選考や審査による入学試験や面接など
学費 無料または低額の学費 学費が発生する
カリキュラム 学習指導要領に基づくカリキュラム 学習指導要領に基づくカリキュラム(独自の特色あり)
施設・教育環境 公共の責任のもとに充実した環境 充実した施設・教育環境
カウンセリング 一般的なサポートやカウンセリング 個別のサポートやカウンセリング
クラブ活動・課外活動 多様なクラブ活動・課外活動が展開 多様なクラブ活動・課外活動が展開
入学公平性 学区制度に基づく公平な入学機会 選考や審査による入学選抜
教員の雇用形態 公務員として雇用 非公務員の雇用
義務教育の提供 義務教育の一環として提供 選択的な提供

この表は一般的な特徴を示しており、個々の学校や地域によって異なることがあります。

具体的な学校を選ぶ際には、学校のウェブサイトや教育委員会の情報を参考にすることで、より詳細な情報を得ることができます。

 

公立小学校の入学準備物

小学生入学時準備必要なもの

 

ランドセルや学習机や心の準備は先に準備したほうが良いかと思います。
項目 内容
学用品 教科書、ノート、鉛筆、消しゴム、定規、はさみなど
ランドセル 適切なサイズとデザインのランドセル
制服や体操服 学校の指定に従った制服や体操服
体操具 室内シューズ、運動靴、運動着、タオルなど
健康関連のアイテム 病歴やアレルギーの書類、必要な薬、健康診断結果など
プライベートなアイテム ランチボックス、水筒、箸やスプーン、名前書き用具など
防災グッズ 防災頭巾など
通学用品 通学バッグ、雨具、傘、自転車や歩行用具など
着替えや予備の下着 予備の服や下着
学校への質問事項リスト 学校のルール、イベント・行事のスケジュール、連絡手段など

ランドセル選び方法はこちらの記事で紹介しています。

【子供のランドセル選び】機能や使用期間、お得な入手方法について詳しく解説
お子さんが保育園を卒業して小学校生活を始めるということで、今からランドセル選びの準備を始めましょう。 ランドセルは、小学生にとって非常に重要なアイテムです。 そこで、以下に ランドセルについて ・ランドセルとは ・ランドセルの機能 ・...

上記の表は一般的な項目の例であり、実際の入学準備には学校や地域の要件に基づいて個別の準備が必要です。

学校からの案内や指示に従って、具体的な必要物品を確認してください。

入学式当日の洋服やファッション類も事前準備すれば節約につながりますよ。

私立小学校の入学準備物

入学するための資料入手や試験等は省略します。
項目 内容
ランドセルや必要な道具の準備 公立小学校と同様に必要な学用品を準備しましょう。
通学方法の確認 通学経路や交通手段、通学時間などを把握し、最適なルートやスケジュールを計画しましょう。
予想外の状況への対策シミュレーション 予期せぬ状況に備えて行動計画を作成し、例えば交通トラブル(運転見合わせや乗り過ごしなど)や天候不良に対処できるよう準備しましょう。
通学路と帰宅路の安全確保 子供の通学路や帰宅路の安全を考慮し、危険箇所や注意点を把握して対策を講じましょう。
キッズ携帯の購入 必要に応じてキッズ携帯を早めに購入することで、緊急時に子供とのコミュニケーションを確保。

以上が私立小学校の入学準備物に関する詳細なリストです。

これらの準備を進めることで、入学後の学校生活を円滑にスタートさせることができます。

 

公立小学校と私立小学校の年間費用

以下の表は文部科学省の令和3年度子供の学習費調査の結果一部情報を表形式でまとめたものです。

調査方法:全国52,903人を対象とした抽出調査、有効回答数27257です。

公立小学校 私立小学校
学習費総額 352,566円 1,666,949円
うち学校教育費 65,974円 961,013円
うち学校給食費 39,010円 45,139円
うち学校外活動費 247,582円 660,797円

ただし、これは抽出調査した平均値であり、個々の学校や地域によって学習費が異なる場合があります。

具体的な学校の学費については、学校のウェブサイトや資料、または直接学校にお問い合わせいただくことをおすすめします。

 

まとめ

以上は、公立小学校と私立小学校の入学前の準備事項や年間費用についてのご紹介でした。

お役に立てれば幸いです。

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