子どもの成長は嬉しいものですが、ふとした瞬間に「こんなに大変なことを頑張っていたんだ」と気づくことがあります。
今日の朝、我が子が登校する前に、何気なくランドセルの重さを測ってみました。すると… まさかの5kg!
小学1年生の小さな体で、毎日こんなに重い荷物を背負っているなんて驚きました。
測ってみた画像です。

たとえ1kgや数百グラムでも荷物を減らすことで、子どもの負担を軽減できます。親として、できる限りの工夫をしてあげたいものです!!!
「これって普通なの?」
「重いランドセル、どうにかならないの?」
そんな疑問をもとに、小学生のランドセル事情について調べてみました。
小学生のランドセルはなぜこんなに重いのか?
ランドセルが重くなる理由はいくつかあります。
① 教科書の増加|フルカラー化・ページ数の増加で重量UP
最近の教科書はフルカラーで分厚くなっており、それだけでかなりの重量に。
さらに、1冊ではなく複数の教科書ノート持ち歩くため、どんどん重くなってしまいます。
② 持ち物の増加|水筒・給食セット・タブレットが追加
✔ 水筒(500ml以上) → 水分補給が重要視されるようになり、大きめサイズが主流に
✔ 筆箱(鉛筆・定規・消しゴムがぎっしり) → 重い缶ケースを使っている子も
✔ タブレット端末 → デジタル学習が増え、 紙の教科書+タブレットの二重負担
✔ 上履き・体操着・給食セット → 週末でなく毎日持ち帰る学校も
③ 置き勉が禁止の学校も|毎日すべて持ち帰る必要あり
学校によっては「 置き勉(教科書を学校に置いておくこと)禁止 」のルールがあり、毎日全ての荷物を持ち帰る必要があります。
この結果、 ランドセルの重さが増加 してしまうのです。
【ランドセルの適正重量】1年生でも5kgは普通?
文部科学省の調査によると、 小学生のランドセルの平均重量は4~6kg 。
学年が上がるにつれて増え、 6年生では7kg以上 になることも!
特に 体の小さい1年生には5kgのランドセルはかなりの負担 になります。
体重20kgの1年生が5kgのランドセルを背負うのは、 体重50kgの大人が12.5kgのリュックを背負うのと同じレベル!
このように考えると、 ランドセルの軽量化はとても重要な課題 だと分かりますね。
【ランドセルの重さ対策】親ができる軽量化の工夫5選
「重いのは仕方ない…」と諦める前に、 ランドセルを軽くする工夫 を実践しましょう!
✅ 1. 持ち物の見直し|不要なものを減らす
✔ 筆箱は軽量タイプに変更(鉛筆は必要本数だけ)
✔ 水筒を小さいサイズに(学校で補充OKなら500ml以下)
✔ プリントやファイルを整理(不要な紙類をこまめに出す)
✅ 2. 置き勉ができるか学校に相談
一部の学校では 「一部の教科書は置き勉OK」 というルールもあります。
まずは 担任の先生に確認 し、可能であれば 教科書の持ち運びを減らす ようにしましょう。
✅ 3. タブレットケースを軽量タイプに変更
タブレット学習がある場合、 軽量ケースに変更するだけで数百グラムの軽量化 につながります。
✅ 4. ランドセルの背負い方を調整
✔ 肩ベルトを適切に調整 → ランドセルが背中に密着するように肩ベルトを調整することで、負担が軽減されます。)
✔ 重い荷物は背中側に寄せて入れる → 重い教科書やノートは、ランドセルの背中側に配置することで、重心が安定し、負担が軽減されます。
✔ 重い荷物は上の方に入れる → 重いものを上部に配置することで、重心が高くなり、姿勢が安定しやすくなります。
✔ 胸ベルトや腰ベルトを活用 → リュックタイプの補助ベルトを使用することで、肩への負担を分散させ、楽に背負うことができます。
✅ 5. 軽量ランドセルを選ぶ|購入時のポイント
✔ 1kg台の超軽量ランドセルを選ぶ
✔ タブレット専用ポケット付きのランドセルを選ぶ(収納を工夫するとスッキリ)
【ランドセルの未来】軽量化の動きは進んでいるが、すぐには変わらない
近年、ランドセルの負担を減らすための 軽量ランドセル開発 や デジタル学習の導入 が進んでいます。
✔ 軽量ランドセルの開発 → 1kg以下の超軽量モデルが登場
✔ 学校のデジタル化 → タブレット学習が進めば紙の教科書が減るかも?
✔ キャリー型ランドセルの導入 → 一部の学校で試験導入
しかし、 すぐにすべての学校で変わるわけではありません。
今の子どもたちが 実際に背負うランドセルはまだ重いまま 。
だからこそ、 ランドセル購入時にできるだけ軽量なものを選び、本記事で紹介した軽量化対策をしっかり実践することが大切!
少しでも負担を減らし、 子どもが元気に学校生活を送れるよう見守ってあげましょう。
【まとめ】ランドセルの重さは親の工夫で軽減できる!
✅ 小学1年生のランドセルは5kg超えも普通!
✅持ち物やランドセルの選び方で軽量化できる!
✅今後の学校のデジタル化や軽量ランドセル開発に期待!
✅現時点では親の工夫が重要! 軽量ランドセル+日々の対策をしっかり!
子どもたちの負担を少しでも減らし、 快適に登校できる環境を整えることが親としてのサポート になりますね。
ぜひ一度、お子さんのランドセルの重さを 測ってみてください!
「こんなに重いの!?」 と驚くかもしれませんよ…!
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