先日、我が子の学校で保護者会が開かれ、学期の振り返りとして「生活」について話がありました。
先生からは、子供たちの学校での様子や、生活習慣に関する課題が共有されました。その中で特に印象的だったのが、「片付けが苦手な子が多い」という話です。
先生によると、持ち物の管理や机の整理整頓ができない子が増えているとのこと。
ランドセルの中がぐちゃぐちゃになっていたり、プリントがカバンの底にぐしゃぐしゃになっていたり、筆箱の中に鉛筆が何本も入っているのに削られていない……といった状態が見られるそうです。
家庭でも「片付けなさい!」と言ってもなかなかできないことが多いですよね。
私自身も、子供が片付けを後回しにしてしまうのを見て、ついイライラしてしまうこともあります。
しかし、先生の話を聞くと、片付けの習慣は「叱ってやらせる」のではなく、「子供自身ができる環境を作ること」が大切なのだと改めて感じました。
そこで今回は、片付けが苦手な小学生でもできる、楽しく続けられる整理整頓術をまとめたのでご紹介します!
片付けを楽しくする工夫
片付けを「やらなければならないもの」として考えると、子供はやる気をなくしてしまいます。
そこで、楽しみながら片付けられる工夫を取り入れてみましょう。
ゲーム感覚で片付ける
- 女の子向け:タイマーを使って「○分以内に何個片付けられるかチャレンジ!」
- 男の子向け:ミッション形式にして「〇〇を片付けられたらポイントゲット!」

biko
ミッションを達成したら○○を励ますような仕組みにすると、やる気がアップするかもしれません。
親子競争で楽しむ
- 親はリビングや玄関を片付け、子供は自分の部屋やランドセルを整理する
- どっちが早く終わるか競争しよう!」と楽しい雰囲気を作る
片付けしやすい収納ルールを作る
片付けが苦手な子供にとっては、「どこにしまうか」がわかりやすいことが大切です。
学年ごとにわかりやすいルールを作ると、習慣化しやすくなります。
低学年向けの収納ルール
- おもちゃや文房具は「色分けボックス」を使って整理する
- よく使うランドセルや帽子はフックにかける
- 学校のプリントは「提出用」と「家で保管用」に分ける
高学年向けの収納ルール
- 引き出しを活用し、教科ごとにノートや教科書を収納する
- 不要なものは月に一度整理して、収納スペースを確保する
- 「翌日の準備」を寝る前に済ませる習慣をつける
1日5分の「お片付けタイム」を習慣化
長時間の片付けは子供にとって負担になるため、1日5分だけの片付け時間を作るのがおすすめです。
- 寝る前の5分間で机の上を片付ける
- 帰宅後すぐにランドセルの中身を整理する
- 親と一緒に片付けることで楽しく継続できる
物を増やしすぎない工夫
物が多すぎると、子供は片付けが苦手になりやすいです。不要なものを減らし、管理しやすくしましょう。
- 1ヶ月に1回、使っていないものを整理する
- 子供と一緒に「まだ使う?」「誰かにあげる?」と話しながら処分を決める
親が片付けの手本を見せる
子供は親の行動をよく見ています。
親が「片付けって大事だよ」と言葉で伝えるだけでなく、実際に片付ける姿を見せることが大切です。
- 「ママも一緒に片付けるから、○○ちゃんもやってみよう!」と声をかける
- 片付けができたら「すごいね!キレイになったね!」と褒める
まとめ
片付けが苦手な小学生でも、楽しく・わかりやすく・無理なく片付けを続けられる方法を取り入れることで、少しずつ整理整頓が上手になります。
子供が自分で片付けられるようになるために、ぜひ今回の整理整頓術を試してみてくださいね!
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